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    宇宙での 生活その他を 適当に
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新恒星日誌 03


Act1

我々は重巡洋艦にてアステロイドで採掘な日々を続けている。
スコーピオン級戦艦建造に着手するまで、あともう少しなのだ。
「副長、しかしこのSystem(Kakakela)だと、当たり前なんだがVeldsperとか
 Scorditeなど、安い原石しか掘れぬものだな」

「そりゃぁここはSL10になっとりやすからな、でも昔はアレでしたな、SL10でも
 PyroxeasやらPlagioclaceなんてぇ物も掘れたりしたもんですな。SL06位
 に顔出しゃぁその辺の石をほじくり返せるみたいですぜ。掘ってる最中はマァ
 問題無いでしょうが、いざ運ぶ段になった時のIDSには、乗りたく無ぇですな」
「だよなー、行きは良い良い帰りは怖いって寸法で、私だって嫌だな。。。。
 なぁ副長、この船がなんか凄い黒くて硬くて大きくてまぁ素敵!なんだが、
 こりゃなんだ?Amarrにこんなのもあったのか」

私が指し示したのは、TransportShipというIDSの派生TechII輸送船である。
「あー、Lowsecの辺境を力技で輸送しようってKhanid Inovationsの奴らが
 設計した偉い硬いIDSですぜ、IDSのSkillをもっと学んでおきゃぁ下手な重巡
 より硬くなるって寸法でさぁ、海賊のFGなんか屁でもねぇでしょうや」

Infoの説明を見る前にカチリとBUYボタンを押して念を入れる窓のボタンすら
押して購入。乗船可能になる為のSkillはIndustrialがLv5か、、遠いな。



買った船は以下の通り
-------------------------------------------------------
IMPEL

Hull: Bestower Class
Role: Transport
Developer: Khanid Inovations

Deep space transports are designed with the depths of
lawless space in mind. Possessing defensive capabilities far
in excess of standard industrial ships, they provide great
protection for whatever cargo is being transported in their
massive holds. They are, however, some of the slowest
ships to be found floating through space.

Amarr Industrial Skill Bonus: +5% cargo +5% velocity, 15%
shield and armor explosive, 10% shield and armor kinetic
resistances

Transport Ships Skill Bonus: -5% armor repairer duration,
+5% armor repairer repair amount
-------------------------------------------------------
LowSlotを7基構えている上にCPUとPowerGridの規模からMicroWarpDrve
の運用も出来るところが非常に頼もしい船である。
Skillレベル毎の属性防御力も非常に魅力的だなこりゃ。



私のIDSのSkillは実はまだ3だ。で、TransportShipのSkillを買ってぶっ倒れて
破産。船と本だけで70Mil-Iskってどういう事だ、しかも輸送船なんだぞコイツ。
まぁゴタクを並べてはいるが別段後悔をしているという訳では全然、無い。
TransportShipのSkill自体はすぐ学ぶ事が可能なので速攻で規定値に上げ
あとはノッタリとIDSのSkillを5にすれば良いだけだ。今後2ヶ月以内には乗船
する事が出来るのだろう、この辺の時間の流れに耐えられなければ、そもそも
EVEをやる体質では無いのだと思う。

しかもまず私は、先にMiningBargeに乗船する必要があるのでそっちが先だ。
MiningBargeのRetriever級に必要なSkillはBargeShipがLv3、で、面倒な
AstrogeologyがLv4。これが合計で4日もあればRetriever乗船許可が。
それで暴力掘りをして、暫くは今乗ってるIDSのSigilでちっこい輸送をしてれば
気が付けばTransportShipって事になろう。

しかし忙しい、この辺が片付いたらまた勉強計画本流のDroneとMissike系統
の勉強に戻らないといけんのだ。ScoutDroneを一刻も早くAddvancedの奴
に配備転換をしてサブの攻撃力もそうだが、何よりバージシップが安全確実に
危なっかしい宙域にて採掘が可能にならねばならん。

「提督、やる事一杯合って上等じゃぁねぇですかい、あと一つ大事な事忘れて
 居りやすぜ、BargeShip用のMiningLaserのSkillもあんじょう頼んますよ、
 あれを忘れちゃ何にも始まりませんぜ。しかし二ヵ月後にゃ随分と強力な採掘
 能力に運搬能力を持ちやすな、年中財布がスッカラカンの状態とやっとオサラバ
 出来るかと思うとあっしと仲間達も感無量でさぁ」
「いや破産しそうなることはしょっちゅうだが事実上の空っぽはまだ無いぞコラ、
 とは言ってもまともに何も買えない程度の小銭には変わりなかったな、いやしかし
 これでガンガン採掘出来ればだ、あわよくば全員にボーナスとか考えている」


Act2

で、Scordite以上の価値の鉱石をやっぱり掘りたい、でも遠くまで行くのは面倒
って事で本拠点のLitiuraの隣、Uemisaisen(SL06)にも掘り基地を設置した。
設置と言ってもIDSとBCを置いただけであるがな。
そこでポコポコと久々にパイロゼアスやらプラジオクレースやらをカリカリ引っかいて
これなら手に入らない鉱石に対しての投資金額も減るなウヒヒと思っていたある日。。

「提督、たった今WarpOutしてきたあの船、何やら挙動不審ですぜ」
「げ、PKのIteron-Vか。まぁ社会の屑なあいつらも普段はああやって寝掘りとか
 しないと生活もままならんって事だろう、PKも人の子であるな」
「いや、ちっと挙動不審ですな、ホラ、こっち接近して来やす、、、提督、奴さん
 あっしのカンだと鉱石泥棒ですぜ。一応警告行動を取りやしょう」
我々の重巡洋艦(採掘仕様)「長門(二代目だよ)」はPKのIDSに対して一応
紳士的に警告を行った。ターゲットをする事でこっちにくるな、という合図を送る。
「無駄なようですな、PKの野郎、今頃コクピットでピザ食いながら笑ってますぜ」
「ち、、、成す術は無いのか」
「今の所はありやせんな、、装備が必要でさぁな」

PKのIteron-Vは我々のカーゴから鉱石を50kほど奪い取ると亜空間Local-CH
にて「Muhahaha」と人の精神を逆なでする笑いを残し、WorpOutした。
「あー畜生!」
「提督、あの馬鹿、叩っ殺しちまいやしょう、D9GLのViviv船長がこっちに来るって
 言ってやすぜ、間に合えば二隻で潰せるかも知れやせん。あのPK、Localで
 また後でとか言い残しやがってからに、来やすよ、きっと」

■ORE泥棒
SPLIFFKE(賞金57万Isk)

社長からCorpStandingをマイナスにしておけとの達しがあったので脊椎反射で
-10.00にしたら、そうすると会社全体でマイナスになるので-5.00位にしておく
事にした。どっちにせよ、将来的に潰す。

Stationに戻り、その場にあった適当に装備品をまとめて設置、くそ、これじゃぁ
まだあいつに決定的なDmg、いや空間に留める事が出来ない。
とりあえず次は実力を伴った警告を行うという事で、その次に装備を購入して
本格的に抑止してみるしかない。
「提督、昔BlackBirdに乗ってた頃に使ってた、他人の船のWarpやら速力やら
 を叩き壊すアレ、ちゃんと使い方覚えてるでやしょうな?」
「案ずるな、大事なのは使うタイミングだな、泥棒が箱を開けてもその時はまだ
 犯罪が成立しない。鉱石を自分のカーゴに移動させた瞬間、犯罪は成立
 する、その瞬間を逃さないようにするさ」
「この船に今積んでるMissileなら、奴さんのシールドを全部吹っ飛ばす位の
 火力は持っておりやす、それでビビって二度と来ねぇなら問題無ぇんでやすが」

私はなるべく人を信頼するが、信頼を裏切った奴には二度と譲歩しない。
再び同じアステロイド、まだカーゴは残っている。そこに戻り、あれからまだまだ
採掘をしていたという風に見せかけつつ適当に採掘を開始。
Localで彼のPKを逐一マーク。。。レーダーに感、あり。
「11時上空20kmに熱源のWarpOutを確認、さっきのPKが来やしたぜ、PKの
 野郎、さっきと同じコースを取ってこっちに向かってやす。CIC、PKのIteron-V
 にターゲット。提督、タイミング逃さないでおくんなましよ」
「ぬかりはせん」

数分後、その瞬間が来た。
PKのIteronは完全に速力を殺し、空間に停止してからカーゴを開けて鉱石を
奪う。移動しながらではWarpに入るまでの時間のロスがあるという事を当然、
知っているようだ。鉱石を取って奴がWarpするまでの僅か2秒程しかチャンスは
無い、、、Missile発射!
ほぼゼロ距離射撃のMissileがIteronの土手っ腹に激突、シールドを吹き飛ばす。
がしかし、案の定それ以上の損害を与える事これ叶わず、WarpOutされた。

「ちっ、、、 やっぱScrambleが無いとどうにもだめだな、、」
「まぁこの状況と装備じゃ今のMissileが精一杯ってとこでやしょう、一旦帰還して
 完全に装備を整えたほうがよろしやす」
「了解だ、Marketでその辺の装備を買っておいてくれ、すぐさま準備を整える」
こういう時の為、という訳ではないがTrade系Skillを鍛えたお陰で私は宇宙空間
でも売買注文を出せるようになっている。ワープする前に全ての装備を買い注文
してStationにて装備。今度は負けんぞ!いや、まだ負けてないってば。

3度目の正直、今度はクローキングデバイスを使うViviv船長のOps、そして本気
PvP装備の私のBCで完全にワープを潰す作戦を行う。
また同じ座標にて採掘を開始。準備に時間がかかった為、他の船乗りが採掘を
行っている。これだと私に泥棒が来る確率が減るが、本来の目的は採掘である。
私に被害が無ければまぁそれで良いのである。

このUemisaisenではPKのIDSを見たら泥棒、いやIDSを見たら泥棒と思わないと
どうにもやっていけなさそうである。私が元々居たAmarr領Tash-Murkonがいかに
平和だったか。実際、EVEで宇宙に出て今まで泥棒にあったのが今回を含めて、
まだ二回目だ。一回目もTash以外のどこかでやられた。
我々の作戦行動を亜空間IRCで逐一見ている社長が一言。

「森永フリュイ・ブラッドオレンジチョコレート うますぎ」


Act3

作戦中に目標のPKはLogoutしてしまい我々を失望させたがしかし、しばらくして
再度Loginして来た。と、その時別のPKのIteron-Vが私と、別の採掘を行っている
Apocの間にWarpOutして来た。すかさずTarget。PKは少々考える間をおいて
再び他のアステロイドに向かった。あくまでも自分で掘る気が無さそうである。
偽装採掘行動を行いながらカーゴに鉱石を満載し、これなら回収してしまって
ウマーだなーと思っていたその時。

「提督、Kestrel級FGなんかがWarpして来やしたな、、あんなので採掘なんか
 馬鹿な話ですぜ、一応警戒しといておくんなせぇ」
「一般人のようだな、こちらに接近しない限りターゲットは控えておけ、、、って、
 あああああ!あの馬鹿!」
この馬鹿、我々の、鉱石を満載したカーゴをミサイルで吹き飛ばした。

「WarpScrumble、WarpDirupter、StasisWebfilter起動!全砲門を馬鹿に
 向けてMissie発射!今日の二時間の無駄な採掘作業の全ての怒りという
 怒りをあのフリゲートにぶつけるのだ」
「アイサー、攻撃開始。Viviv船長も攻撃を開始してやすが、火噴いてやす」
Viviv船長の船は偵察任務専門なので戦闘には向いていない。
轟沈寸前になり、たまらずWarp。どうやら私一人のWarp妨害で十分奴の船
を空間に固定できるようなので問題は無かった。

2分後、そのKestrelは我々のMissileにて轟沈。脱出ポッドをも破壊して
宇宙空間に氷結死体を晒し上げてやりたかったが逃げられてしまった。
「提督、まぁこれで良しよしましょうや、嫌がらせか何か知りやせんが、奴さん
 これに懲りて二度とあっしらの船にちょっかいは出して来ねぇでしょうよ」
「副長は甘いなぁ、、あれはもしかしたら誰かのサブキャラかも知れないぞ、
 作りたての、宇宙に出たての船乗りだって最初の日にKestrelに乗る事位
 造作も無い話だ。今回の様なことがこれで終わるとは私は思えないな」


Concord警備保障から届いた撃沈記録

---------------------------------------------------
Victim: Bensontw
Alliance: None
Corp: School of Applied Knowledge
Destroyed: Kestrel
System: Uemisaisen
Security: 0.6


Involved parties:

Name: DKSN (laid the final blow)
Security: 0.6
Alliance: None
Corp: Division 9 Golden Leaves
Ship: Ferox
Weapon: Havoc Heavy Missile

Name: ViViV
Security: 3.0
Alliance: None
Corp: Division 9 Golden Leaves
Ship: Cheetah
Weapon: Fleeting Propulsion Inhibitor I


Destroyed items:

ECCM - Gravimetric I (Cargo)
125mm Railgun I (Cargo)
Small Armor Repairer I (Cargo)
Small Energy Transfer Array I (Cargo)
Standard Missile Launcher I
Fleeting Warp Scrambler I
Flameburst Light Missile, Qty: 28
Bloodclaw Light Missile, Qty: 29
---------------------------------------------------


「副長、考えがある」
「なんでがしょ」
「ここは堀場というか、泥棒を狩る場所にしようかと思う」
「釣堀って奴ですかい、ええと思いますぜ、これからもボチボチと泥棒に拳固
 入れていけばそのうちあっしらを見つけただけで近寄りもしなくなりまさぁな」
「しかし副長、合法的な破壊というものは気持ちの良いものだな」
「何の罪悪感もありやぁしやせんからな。撃破する相手がPKだからまぁ、問題
 は無ぇんですけどね、これ一般の船乗りにやろうってぇなら、あっしらは立派な
 FlagPKになっちまいやすぜ、そこの所、よく見極めて行動して下せぇよ」
「難しいところであるが、基本的にPKのIDSだけマークしていれば良いことさ」

採掘を装って、といってもMinner-IIを3基使用するので立派な採掘であるが、
それであくまでも掘りをしている風にみせかけ、HeavyMissileを2基、相手の
エネルギーを吸収する通称NOSを二基。MedSlotにはWarp破壊装備二発。
これで一隻で相手のWarpStrengthに-3の修正を強いる事が出来る。
そしてStasisWebFilterのレアを使用し、これも相手の船のエンジン出力を
85%カット。私の船はExpandCargoHoldをフルに積んでいるのであるが、
これだけ相手を遅くしてしまえばどう考えても逃げられる事はありえない。

「これで万全でやすな、ただ毎日毎日ここに出っ張って監視ばっかりしてても
 あっしら、おまんまの食い上げでやすからね、たまーに暇つぶし程度に出撃
 って事にしやしょうぜ、ホラ、馬鹿高ぇ糞船、あれ買っちまいやしたでしょ?
 提督だって財布の中身がスッテンテンっての、忘れないで下せぇよ」
「糞船って、TransportShipはそのうち非常に有効に活用するのだ、先行投資
 と言って貰わなければ私も立つ瀬が無い。しかしこの船、なんだかあれだ、
 はるかな昔、地球でUボートを狩っていたハンターシップぽくて、良いな」






続く


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