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    宇宙での 生活その他を 適当に
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新恒星日誌 07


「提督、ちょっと思ったんでやすが、もしかしてもうMiningBarge乗れたりしてるんじゃぁ
 ありやせん?いや正しくはStripMinner使えるんじゃぁ?」
「いやそんな事は、私はその為に日夜AstrogeologyLv5を、、、って、なんだStripは
 もう出来るじゃないか。危なく先送りで良いコレをLv5にして今月を棒に振る所で
 あったな、早速StripMinner買ってきてひとつ採掘と行こうじゃないか」

Asriosだと当然売ってない。ここじゃぁ物品は殆ど売っておらんのだ。数ジャンプして
StripMinnerを買って、ついでにSkillも幾つか買って帰宅。DKSNのBargeとVallen
のIDSにてAsteroidに出撃。BargeはDroneを積めるので防衛任務は全てDroneに
任せっきりと気楽で良いし、何よりBargeの初期Cargoが2000なのが良い。
StripMinner-Iの2発掘りだと、やっぱり1回で埋まってしまうがその1回に3分かかる
のでカーゴ移動にあくせくせずとも済むのがBarge掘りをしたかった最大の理由である。

そのまま1時間半はど、300万Isk分程掘って帰還。
この作業の為の投資で1400万Iskほど飛ぶ。
Corpの資産は現在2200万Isk程なので、暫く無駄使い禁止。

「無駄使い禁止とか言っておりやすけど、さっきどさくさでアサルトシップとかなんか偉ぇ
 高いSkillBookを何個か買いやしたな。今買わなくよござんすのになぁ勿体無ぇ」
「ここの所アレだ、採掘とMissionに明け暮れていたからな、EVEでもストレスを感じて
 買い物で憂さ晴らしをしたかったのであるさね。Tech2BCのDaminationとか乗って
 ブイブイ言わせて見たいとは、思わぬか」

「まぁそれも悪ぃ事ぁ無ぇんですがね、Vallenの娘さんにTransportShipSkillを買って
 あげる方が優先順位じゃ上だったんじゃねぇかと、あっしは思いやすぜ」
「・・・・忘れてた」

我々のSkillTrainはBattleCruiserLV3に移行して達成、引き続きLV4を開始。
酔狂でBC肉体改造計画を思い立った事でBCと属性防御周囲そして速度向上
あとはもうとにかく船体強化周辺を大勉強中。まだまだ始まったばかりである。
BattleCruiserっていう定義は、戦艦並の火力を一応備えているが、
がしかし戦艦と同じ防御を持っていない艦の事だ。というのが私の認識であった。
記憶が心配なので、一応、WikiPediaからも抜粋してみた。(下)
-------------------------------------------------------------------
巡洋戦艦(じゅんようせんかん)は、装甲巡洋艦を拡大・発展させた軍艦。
戦艦と同等の攻撃力を有し、戦艦より高速ではあるが、防御力は装甲巡洋艦
(アーマード・クルーザー armored cruiser)並みである。日本語表示は「巡洋戦艦」
と強そうな名前だが、巡洋戦艦を考案した英国海軍(Royal Navy)の表記を直訳する
と「戦闘巡洋艦(バトル・クルーザー Battlecruiser)」となり、この艦種についてはこちら
の方が意味として正確である。
-------------------------------------------------------------------
日本の「金剛/霧島/比叡/榛名」はやはり「巡洋戦艦」に該当したか。EVEのBCを
巡洋戦艦と言いたくないのは、戦艦なみの火力が無いから。AmarrだとArbitrator、
Argorourが軽巡と私は思い、Omen、Maller辺りが重巡であろうと考える。
だからProphesyは艦隊指揮の役割もあり、その系統のModuleBonusもあり、指揮を
する為の生存能力(継戦能力)を確保しているという点では、「超甲巡」辺りだろう。
今まで重巡と描いてきたが、今後は超甲巡と統一する。

「能書きはまぁそのへんで置いといて、提督、提督のSkillならICE-Miningってぇのが
 出来やすぜ、氷のAsteriodで氷溶かして採掘してみやしょうかい」
「市場的には何も解ってない点が非常に怪しいが、やってみようか、、と、専用Laser
 が偉い高いな。まぁ奮発して2個購入。おい副長、会社の資産が危険すぎるぞ」
「まぁ採掘に本腰掛けられやすから、大丈夫でしょうや。Bargeで採掘できるようになって
 あっしも幾分気楽になりやした。ICEで儲からなきゃ普通にVeldでもScoで採掘ですな」

ICEを3時間ほど採掘してRifine。色々化学物質を抽出できたが、ここKadorRegion
ではサッパリ売れない。売れないから、もう太陽に捨ててきた。そのまま装備を戻して
おとなしく通常採掘再開。BCによるMinner-IIの5丁掘りをしていた頃と比較して採掘
効率は200㎥のアップと云った所だろうか。やはり上位のBargeでないといい塩梅だな
という感じはしない。まぁ先に書いた通り、カーゴ移動の面倒が無いだけでも救いだ。

「提督、CarthumCongromerateに対するCorpStandingがやっとこ1に到達しやしたぜ。
 あっしらがMissionしてない時でもピコピコと少しづつ上昇してくれてるみたいでやす。
 Agentの方も3とか4とか行っておりやすからね、提督はもう自分でMissionしなくても
 大丈夫でしょうや、後はVallenの娘さんの輸送に全部任せちまいやしょう」

現時点で輸送能力は、ひたすらIDSばかりを磨くVallenの方が上になっている。
このままだと来月上旬にはTransportShipに乗れる予定だ。
Laborynは未だに始動せず。Asriosのラウンジで延々とAtributeとその他主軸のSkill
を猛勉強中。大学生は卒業してからが本当の勉強であるという事を叩き込ませている。
このままStandingを微々たる上昇に任せて掘りに専念し、頃合をみてVallenにMission
移行を指令。同時にLaborynにDKSNのIDSを与え、IDSによる輸送を指令。これで良し。

「DKSNさん、そっちにメールを送ったから後で参照してくれ、良い話があるぜ」

「提督、Agentからメールが来て、何やら物々交換で良い物呉れてやるって話ですぜ」
「どれどれ、、MiningLaser?StripMinner-IIのChargeらしいな。市場ではこれを販売
 した所で全然売れないそうだが、まぁそれはどうでも良い話だ、将来を見越して一応
 そのOfferを受けて置こう。必要な物資は、、あぁ面倒くさいなコレは。
 まぁ良いや、もう買ってしまったからWaypoint順繰りで回収に行こう、WarpDrive起動」

以前にTRAMの事務所を設置しようと思いつつやめたDresi-Systemまで12Jumpして
交換に必要なTrade-Goodsを4種回収。往復40分でAsriosに期間。

「おっともう来たかい、じゃ、ここにある奴はDKSNさんの物だと、それはこっちが受け取って、
 あぁ、助かったよ。Stationと下の惑星じゃぁ色々必要でな、これで当座はしのげるさ。
 またあんたらが仕事頑張ってくれたらさ、このスタンプカードにハンコ(RP)押してやるから
 よろしく頼むぜ、まぁこっちなんかより、隣の上位Agent(高Quality)の方が良いハナシ
 してくれるだろから、そっち頑張った方がいいぜ」
「隣のあのAgentはまだまだ私には視線も合わせてくれないのだよ、CorpStandingが4.5とか
 行っておらぬとどうにもならんからな、まぁ暫くは貴方から仕事を貰い続けるさね。Laboryn
 がR&D開始できるその日まで、な」

今回の事でRPを5000超ほど消費してしまったが、まぁ今は何も考えない。
RPという概念は現実的に考えると、Agentの心にどれくらいこちらが好印象になっているか
を示すStandingとは別の、見返りをして貰うポイントカードや割引券であろうと私は思う。
子供の頃、商店街共通のスタンプカードを山のように貯めてファミコンソフトと交換した物だ。。

「副長、ひさびさに戦場で暴れたいとは思わぬか?我々のBCも以前と比べれば見違える程
 堅牢な艦に生まれ変わっている。DEDのDatabaseにアクセスしてもよりのDeadSpaceで
 我々のBCが突撃できる場所をちょいと検索してみてくれないか」
「へいポチポチっとな、と。ありやすな、まぁ危ねぇSystem行きゃぁそれこそどこでも大丈夫、と
 いう訳ですがそれは外してと、ココ、TadadanSystemならあっしらのBCに突入許可降りやす」

「了解だ、弾薬と装備を整えてWaypoint設定、準備が整い次第Stationを出てWarp始動」
「アイサー、あっしらの超甲巡の属性防御効果実戦試験と行きやしょう、前の時と比べりゃぁ
 理論的には耐久度は1.5倍以上にはなってる筈でありやす、死にてぇって思ってもそう簡単
 には沈みませんぜ。提督がいつも遅すぎるタイミングで離脱とか言っても、今回はなんら問題
 はありやせん。DeadSpaceにつきもののSentryGunなんかもぶっとばしちまいやしょう」

そして我々は運用試験の為、TadadanSystemに向けて出撃した。(11Jump)

「間も無くTadadan外れの古いGateに到達。
 各システム最終チェック完了、Gateに機動命令を電装準備」

「了解、各員配置に着け、砲雷長、一斉射撃は余程の事情が無い
 限りは許可しない。またMissileを積極的に繰り出せ、射程あるからな、それで敵艦を少しずつ
 引っ張り出して撃沈してしまおう。ちなみに本艦の撤退条件はDrone部隊が1機でも撃墜されたら、
 その時点とする。Dronegがフルに配備されて出撃できるという事も合わせて我々の火力と考えなけれ
 ば近接対空火力にはまだまだ自信は持てないからな、まぁ後々DroneはAddvancedモデルにチェンジ
 するから、それまでは、しばしの我慢、だ」

Tadadanに到着した超甲巡「銘菓ひよこ・改」は直ちに目的のDeadSpaceにワープ、まぁ昔ドキドキしながら
SL00宙域に突っ込んだ時よりは精神的には落ち着いている。ここはまだSLも高いし、自分の自由に戦場を
離脱してStationにて体制を立て直せるからだ。低SLじゃStationにもおちおち行けぬ。

「GateActive完了」
「艦内戦闘レベル最大値。戦闘開始」
「WarpOut、へっ、こりゃすげぇ数の歓迎委員ですぜ、防御衛星がひぃ、ふぅ、
みぃ、、あぁ面倒臭ぇ、しこたま置いてありやすな。恐らくあいつらがこの
 宙域で一番射程持ってる奴ですがね、あっしのカンだとあれにチョッカイを
 出したら、周りの艦隊がこぞってあっしらに突っ込んで来やすな、提督、
 どうしやす?」

「挑発に乗らんと何も始まらないとあらば乗るしかないわな、衛星1基にMissile
 発射。航海長、出来ればターゲットの衛星以外の射程に入らない位置に艦を
 置いてくれ。1番3番砲塔、連続射撃開始、Drone部隊はまだ出すなよ、
 勇み足を踏むと敵はDroneを先に潰しに掛かってしまうからな」

衛星1基にHeavyMissileがぶっ刺さる。刹那、警戒態勢を取っていた敵機動部隊
のうち3隻のCLがこちらに突撃してきた。うち1隻はMaller。
どうやらこの宙域、向こうにさらに奥地へWarp出来るGateが見える、その門番
をMallerがやっているらしい。あいつを潰せばGateAccesKeyを入手できる筈である。

「あっちとこっちで一番近ぇ奴に火力を集中しとけ、Droneはマダマダ、こっち
 を全部の敵さんがロックオンしねぇ訳にはな、、、よし、Drone隊出撃しろ」
「副長、まだ敵の射程には入らんな、テストは絶対にしないといけない訳だから
 わざとあっちの射程に突っ込んでくれ、全部の射程に突っ込むなよ、1隻だ」

とりあえずMallerClassの射程にAfterBurnerを吹かしながら突撃開始。他のCLを
ついでに1隻撃沈しつつMallerからDmgをこれでもかと食らい続けてまずShieldを
全部空っぽにした。ここからが本番だ。
バスバスとMallerの射撃が銘菓ひよこに命中するがやはり属性防御の威力は信頼
に足る物だった。以前と同じ位食らってみたが、以前ならば少々焦ってArmorRepair
を起動しつつAfterBurner全開で敵から離れたが、今回はまだそんな状況は来そう
にも無い。ほぼ全ての攻撃Dmgが半分なので余裕である。

「副長、思えば遠くへ来たもんだというか、我々も随分強くなった者であるな」
「火力に関しちゃまだ何もいじっとらんですがね、生存性はもうお墨付きって所で
 やしょうな。通常のBCだからあまり金も掛かってネェし、連続して戦闘が出来
 りゃ左団扇で生活出来やすぜ」

「まぁ相手はまだCLに過ぎないからな、元々あまり強敵じゃぁ無かった。
 あと1歩、いや2歩、このひよこを強化して同クラスとの戦いに勝てるように
 なればBattleCruiserとして、かくあるべし、だろうな」

戦闘宙域第1層の歓迎委員を粉砕、衛星軍団及び第2層へ通ずるGate周囲にあった
敵の施設も全て破壊。Mallerを撃沈してKeyを入手した我々はDroneの損害も無かった
のでそのまま第2層へとJumpした。WarpZoneを抜け、そこで見た物は。。

「ブッ、副長、とりあえず敵の数を数えてくれ」
「あっしも3コ以上は数える気がしやせん、Oparater、数の探知は済んだか?」
「敵艦隊及び要塞の戦力はX,Y,Z軸に十字状に配置されています。そのうちCruiser
 が21隻、防御衛星の数は20基以上かと思われます。要塞中心に敵の司令部と
 思われる建造物を発見、画像どうぞ」

複数のModuleを合体させ長距離砲を備えたドームがスクリーンに映る。
これを破壊すると何か良い事があるのだろうが、
これに手を出すと周囲の艦隊が一斉にこちらに突撃をしてくるだろう。

「提督、あっしらの射程外から衛星2基にロックオンされやした、あの衛星、
 50km以上の射程持っていやすな、とりあえずさっきと同じ手でいきやしょう」
「OK、衛星にMissileを打ち込んだら全速力で後退、先に敵巡洋艦隊を撃滅せよ。
 見た所巡洋艦の全てはArbitrator級、Droneも居ないようだし武装はPulsLaser
 と来ている。適当に1隻選んでOrbitしつつ攻撃開始」

Orbitした敵を撃沈してしまうと自分は撃沈した瞬間の方向に全力で推進して
しまうので我々をグルグルさせてくれる敵はいつも最後に倒している。
その代わり全ての敵と均等な射程を保つという事は不可能なのでSmallTurretも
フル回転で至近距離になった敵艦に熱線で小穴を空けまくる。
12隻いようが彼我のTransverlVelocityさえ気を付けていれば心配するほど
バカスカと命中しない。(食らう事は食らう)
Droneを放出し攻撃中の敵艦にEngage。

「うーん、やっぱりクリスタルは全て同じ種類で統一した方が良さそうだな、
 RadioMはこういう戦闘の時にDmgの低さが如実にでて問題だ。
 今度来る時はMediumTurretの砲塔クリスタルを全てMicrowaveに戻しておこうか」

「逆にもっと射程短いクリスタル積んで同じ戦い方したら、もっと強烈なDmgを
 敵さんにお見舞い出来やすがね、まぁいつもアチラが同じ行動を許してくれる
 とは限らねぇし、、
 あぁ、クリスタル何種類かいつもカーゴに入れときゃよござんすな」

「ナイスだ副長。というか今までなんでその辺の汎用性を考えていなかったが
 我々の大問題であるな。次回までに短射程のクリスタルも砲塔分揃えよう」

そして艦隊を撃滅し、砲台も中央部の長距離砲以外、Missile砲塔は全てアウト
レンジにて破壊。戦利品を回収中に倒した敵艦や砲台が際限なく湧き出て来た為
にちょっと慌てたが、湧くに任せて次々撃沈。
2時間以上戦場に滞在し、Missileも全て撃ち尽したのでStationに停泊。
我々は今回の戦闘で6MilISK程の賞金を獲得、そして我々の損害は皆無。
まぁ当然といえば当然になったのだ。

「ここは良い稼ぎ場所であるなぁ副長」
「時間帯的にも空いていたからだと思いやすぜ、普段は外人の船が所狭しと
 飛び回ってココでも散々やってるかと思いやすな。まぁ時間がズレてて
 あっしらが暇ぶっこいてる時にでも、また参りやしょうや。
 それよりもうちっとこの船が硬くなったら、Lv3の戦闘Missionでも久々に
 請け負ってはどうですかい?」

「うむ、この辺で戦闘Missionを斡旋してくれるAgentはまだ知らんしな、それ
 を調べるのも必要だし、もう1段階強化を達成したらば仕事を請け負ってみよう。
 以前の状態でもLv3Missionは何とか気合で達成して来ている。
 まぁAngelExtraVaganzaの第6階層は諦めたが、この船ならあの階層に潜む
 Angelの戦艦とも遣り合えるかもな」

続く


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新恒星日誌 06

Act1

新たな拠点で信頼を勝ち取るべく、宇宙の零細企業TrampSteamersはStationの
Agentに物凄い勢いで接触。DKSNのAmarr帝国におけるStandingを盾に初対面の
Lv3Agentから仕事をもぎ取り地獄の宇宙物流の世界に身を投じた。

「DKSNさん、この荷物を時間通りに間違わずに配送出来るんだったら、俺たちも
 あんたの事を認めない訳にはいかないな。まぁ、逆に言えば駄目だった時は、
 もうこのSolarSystemから居なくなっても構わない。そこんとこ4649な」
「解った解った、南部の田舎は村社会って事は良く解ったし、我々がよそ者扱いを
 受けている事も解った。時間通りに間違わず運んでやるから、後で殴らせろ」

とは云え物凄い物量の運搬地獄に倒れそうになる。
何をどういう生活、Stationの計画を立てればこんなに無駄な数のコンテナが必要
なのだろうか?IDSの装備をAsteroid運搬仕様に変更し出発。5箇所のStationから
100個以上のコンテナを集めて来るのだ。採掘仕様と言ったが少し違う。
ExpandCargoHoldはCargoに入れっ放し。OverDriveInjectorをフル装備して往路を
超スピードで突っ走る。途中で邪魔する鈍重なIDSやド素人のShuttleが目の前を
塞いで来る。いやこちらが早すぎる(600m/sec)為にオカマ掘りそうになる。

「提督、気合入ってるのはよござんすけどね、まだ始まったばかりなんで、も少し
 手ぇ抜いて仕事しねぇと数日後にはBurnOutしてぶっ倒れちまいやすぜ、提督が
 一人で気張ったってすぐにあっしらCorp全体のStandingがヒョロヒョロ舞上がって
 行くなんて美味ぇ話はありやせんから。しかしR&DのAgentを抱えるCorpってのは
 平和過ぎですぜ、戦闘なんかこれっぽっちもありゃしねぇ」

「こんな研究とかばっかりの会社まで戦闘の仕事があったらそれこそAmarrも末期だ。
 とりあえず色々考えながら運搬なんぞやってると頭がおかしくなるから、無心だ無心。
 長距離Jumpの間にガンルームで皿洗いやら洗濯物を干したり出来るしな、飯の支度
 にも十分使える時間はある。。。いや私の物だけしかやらんけどな」

とにかく我慢に我慢をかさねて宇宙トラック野郎はAmarr南部の東名高速を爆走する。
NPCCorpの弊社に対するStandoingがまぁ2とか3とか行ってしまえば、私自ら東奔西走
しつつ営業真っ青の角度で頭を下げずともVallenstainの小娘が代わりに仕事してくれる。
前に仕事で面倒だプーと逃走したので拳固を入れて更生させた。
宇宙空間を膨大な荷物、このコンテナ群もそうだが、その他植物の種や冷凍食品、更に
地方のSystemに会議に向かうVIP等を運ぶに、こんな超未来の宇宙時代でも人間生活
の主軸ってのは、やはり物流なのであると再認識。

Act2

コンテナをギリギリセーフで何とか我々の拠点、AsriosのAgentの顔めがけて投げつけ
任務完了。100万Iskと500ちょいのロイヤリティポイントを受け取った。あと殴った。
こんな調子でKadorRegion中をほぼ全域飛び回りヘロヘロしつつも気合で任務をこなし
Standingをあげてゆく。私のSocialSkillをもってしても、CorpStandingってのは上がり辛い。

「副長、弊社は今どれくらいの信頼度なんだ?もうなんか、お中元とか来ても良いだろ?」
「いやまだ全然、あいつらに言わせりゃ‘オマエ誰?‘ってレベルでしょうな。まぁそもそも
 CorpStandingなんてのは提督一人で上げたりするもんじゃぁござんせんよ、ちゃんと
 社員全員で一致団結エイエイオーってね、上げてくもんです。提督が今後も馬鹿みてぇ
 に物流の波にもまれるのは構いやしやせんが、仕事こなす度に‘上がったかね?‘って
 聞かねぇ方がメンタルの為に良いですぜ、気長に行きやしょう」

事実、仕事を50回程繰り返して弊社のNPCからのStandingは0.40とかなり絶望的。
VallenstainにLv1のAgentからコツコツと仕事を取ってくるなんざ馬鹿も休み休みに言えと
いう話になってくるので、最低でもLv2Agentから話をして仕事を取れるようにしたいのだ。
引越しをしてこれを記すまでの日数でStandingが現在の状態なので、また取らぬ狸の
なんとやら、であるが、このペースを維持していけば2ヶ月以内にはまとまなStandingの
数値に上がっている気がする。まぁGW中だという事実と、あとリアルで多忙になるので
かなり無理な予測である。

「Vallenの小娘は今どんな状態だ?」
「へい、一応Destroyerの操船も出来るようになりやした。IDSのSkillもまぁまずまずって
 トコでござんすな、そういやScience系Skill、止めさせたって言っとりましたが、この先
 R&Dは一体どうするんですかい?」
「あぁ、その話をするのを忘れていた。実は先日もう一人、私の補佐をして貰うために
 遥々CardariからHedion大の現役女子大生をすっぱ抜いて採用してきた。
 この娘にScienceその他を極めてもらおうと思う。なに、余計な経費は全く掛けない
 つもりだ。まぁ最低限度の操船はしてもらうので、IDSのSkillは与えたがな」

Act3

3人目のキャラ、LABORYN(Cast参照)はCardariから延々1時間以上かけてShuttleで
Asriosに赴任した。ScienceがLV5、ReserchがLv3だがそれ以外はまったくクルクルパー
の学者馬鹿一直線なのでとにかく色々本を読んで貰う為に現在Stationにて缶詰状態。
その間にDSSNはインプラントの安い物を買ったりInportantMissionのご褒美に貰ったり
して4個ほど頭に刺突。鰯のDNA500匹分の知能アップを図り更なるSkill習得作業続行。
VallenもVallenで相当頭が初期ロットエラーというか親の製造責任というか、まぁ馬鹿
に変わりはないのでちょっとAtribute鍛錬に横道。

Missionをこれでもかとこなし、RewardにStation用のCentryGunを貰ってぶっ倒れたり
色々疲弊していたある日、ついに我々の元にNewMachinが到着。
Pentium-D3.2GhzのそのMachine投入によりかねてより計画していた作戦を発動できる
状態になった。色々準備をし、不安定なネットの調子を見て我々は出撃した。

「提督、こっちは言われた通りにIDS装備で準備でAsteroidでプカプカ浮いてるのだ」
「了解、こちらも到着。SecureContainerを先に放出してくれ。」

「あっしらもついに採掘艦隊を組んでAsteroidで仕事出来るようになりやしたな、、残る
 問題はNetの回線事情でありやすな。日本電信電話の馬鹿はまぁもう置いといて、
 提督の契約接続速度より下の奴を契約しなおした方が周波数が強くてええですぜ」

「ADSL50MBの高周波ってのがそもそも電話線に向いてないんだよな、ADSL1.5MBとか
 の低周波の方が安定してるし距離に強いからその辺、追々考えておこう」

「NewMachineより先に考えるべきでありやすな、普通は」

我々、DKSNとVallenstainの二人で採掘チームを編成しDKSNの採掘した鉱石をVallen
が逐一回収し採掘効率を大幅に上げる行動に出た。採掘に使っているのはAmarrBC
なので、BS掘りやBarge掘りには遠く及ばない物の、それでも1分間560㎥の採掘量を
叩き出してはくれている。VallenのIDSのCargoCAPは10700なのでドンブリ勘定をして
21分で満杯。今回は試験的な出撃なので、DKSN一人の採掘であるが色々調子を見て
行けそうならばVallenも回収させるまでは採掘をさせようと計画中。
まぁDestroyerにしか乗れないので採掘効果は微々たる物なのであるが。


続く





新恒星日誌 05


Act1

相変わらずの日々だ。Agentから仕事を請け負い作戦を遂行し帰還。
その合間に鉱石を採掘しモジュールを生産して販売を行う。辺境の星系と
いう事もあり、速度は遅いが着実に売れ続けている。Vallenstainが私に追従
して出撃できるまではまだ時間があるので、掘りは警戒をしつつの一人BC掘り
になってしまうが、ここKakakelaは非常に治安が良い。
Asteroid上空にいつも居るCardariのFGが、もしやLooterの見張り用のFGで
無いかと心配したが、誰も乗っていない、空っぽの船であった。

「提督、Skillの件なんでやすけどね、Drone-Link-Augmentorってアレ、アレ
 がいつの間にか使えるようになってますぜ、これでDroneの行動範囲が一気
 に20kmも伸びちまうから相当使いやすくなるんじゃねぇですかい?まぁ、余り
 遠くまで行かれても支援出来ねえって話ですから全滅されるのも怖いっちゃ
 怖いんですがね、どうしやす、一応買いやしょうか」
「よきにはからえ、L2Missionで検証でもしてみようか、出撃だ」

Drone-Link-Augmentorによって私の戦闘機隊はその行動範囲を57kmに
まで延長した。57kmは私の乗っているBCのターゲット距離の限界なので、
敵FG部隊に対し完全なアウトレンジを行う事が可能である。
欲を言えばこれと同時に砲塔から火力支援と行きたいが、それをやると今度
は中距離以下における火力が激減するので、まぁあえてやらない。
その代わり、Drone達を早くAddvanced-Scoutにしてしまわねば、、あと6日
で一応達成なのであるが、その前にAstrogeologyがあと22日、と。

「提督、、やる事ホント多くなりやしたな、、いやむしろ提督が宇宙に戻って
 色々思い出しつつ勉強してたら実はやらなきゃぁなんねぇ事が山ほどあった
 って事に気が付いたってぇ感じでありやすかね」
「そんな所だな、ドローンにミサイル、トランスポートシップにマイニングバージ。
 まぁ私はまだ、ホラ、戦闘と採掘に特化させているからまだ大丈夫な方だ。
 生産にまで本腰、少しは入れているが、、あれを本気でやろうとしたらもう
 寿命が足らんぞ、R&DのAgentとかは非常に魅力的で羨ましいが。。」

「Vallenstainの娘さんにやらせても良いんじゃねぇですかい?娘さん、今頃
 はいつもの様にアステロイドでカリカリ引っかいてやすから相当暇ぶっこいて
 るに違いやせんよ、あっちはあっちで覚えるSkillもありやしょうが、まぁ後回し
 にしてもBestowerに乗れやすから、問題ないでしょうな」

って事でVallenに色々方針を練りこむ前に、この娘にMissionとか色々な
面倒な事が出来るのかと、試しに運送Missionを命じた。初仕事からいきなり
9Jump先のSystemに移動をした時点でLv1のチビチビした報酬のクセに
こんな重労働はやってられないんだプー!と言い残してVallen逃走。

「最近の若い者は根気が無いな、、まぁあの報酬だったら私も嫌だな、、
 往復40分で報酬2万って、オマエ馬鹿じゃねぇのかって感じだぞマジで」
「かと言って娘さん、射撃は上手だが武器知識がてんで無ぇでやすからな、
 まぁSkillだけ買って与えておけば宜しゅうおますな」

Vallenに将来、R&Dをさせる為にScienceのその系統のSkillを買う資金を
亜空間振込みで大量に、3000万ISKほど送りつけた。
「提督、色々必要なSkillを買ったら2900万ISKぶっ飛んだハラショーって通信
 が入っておりやす。Starship系のSkillは恐ろしく高ぇらしいですな」
「まぁ想定内だ、AmarrとCardariのそれを買わせたからな、二冊で1200万ISK
 ってのがどうにも倒れそうだ。是が非でもマスターして貰わんとこっちが困る」

「娘さん、輸送と研究、なんとも平和的ですな。、、と、そうだ、なんならアレ
 ですぜ、トランスポートシップも娘さんに乗せちまえば良いんじゃねぇかと
 あっしは思いやすがどうでしょうかね、あいや、Amarrのあれはまぁ娘さん、
 Gallenteの船伸ばしてるから無理でやしょうから、新たに買う事になりやすが」

私の方だけで色々守備範囲を広げるのは非常にきついので、副長の提案を
受け入れ、VallenにTransportShipのSkillも将来的に覚えるよう下知。
まぁその時になってから細かい事は考えよう。


Act2

・・・Kakakela上空・・・

「うー、あー、これでカーゴはScorditeで満載と。じゃぁ帰宅するね、おいポンコツ、
 ワープドライブ起動、Stationに航路とりなんし」
「カシコマッテ候、、Vallen様、DKSN提督ヨリ連絡ガ入ッテオリマス。
 ‘新会社ヲ立チ上ゲルノデ引越ノ準備ヲシテオクヨウニ‘トノ事デス」
「あら、北部に来てまだ一ヶ月も立ってないっちゃが、提督もカンとか取り戻して
 色々計画を立てる余裕が出来たって事ね?」
「引越場所ハDresi-System、ダソウデス。Amarrノ北東ニ位置シテオリマス」
「うちの田舎に近いのかな?まぁ了解、荷物まとめてワープドライバー爆発」
「ヨウソロ、到着ハ1時間後ノ予定デス」

DKSNに先立ちDresiに出発。
とはいえワープドライブのSkillもDKSNの方が遥かに凌駕している訳であっという間
にDKSNに追い抜かれた。そして先に到達したDKSN、DresiSystemをじっくり検分
して顔をしかめたあと、Vallenに通信。

「Vallen様、提督カラ通信ガ」
「読み上げてたぼれ」
「引越中ニ悪イガ、引越先ヲ変更スル事ニシタ、トノ事デス。新タナ目的地ハ
 Dresi-Systemカラ更ニ南ニ12JumpシタAsrios-Systemトノ事デス。
 WayPoint追加設定ハ完了シテイルノデコノママノ進路ヲ取リ続ケマス」
「うちの地元やないかなー、ジモティーとしては喜ばしい限りさね、ってここからまだ
 30Jump近くありませいなぁもう、おっくうにも程がありまっしょいわ」
「Vallen様ノ使用言語ハ原始的デ解析ガ困難ヲ極メマスナ」
「したっけ、わっちの田舎は辺境の辺境だったからね、まぁ仕方ないんだなも。
 あー、Liriuraにある、提督から貰ったIteron-Vがどんどん離れて行くぞな。
 まぁ切なくなっても乗れる訳じゃぁないね、そのうち取りに行くね」

そして提督から資金援助を受けて前述の通り、膨大なScience系Skillを
ドカ買いしてカーゴに放り込んだ。だがこれはまだまだまだまだ、先の事。
Vallenは基本の基本、Learning系Skillの一日も早いマスターが先決である。
それが終わったらScience、Mechanic、Electronis、、、その他を初めとする
基本Skillを全部マスターして初めて、買ったSkillのパッケージを開けられる。

「早く読まないと本が虫食っちゃうよねぇ、でも表紙開こうとするとコンピュータ
 がオマエ馬鹿ダカラマダ読メナイってせからしーからもうどっかにうっちゃりや」
「マァ、2ヶ月モスレバ色々Train出来ルヨウニハナリマス、ソノ時ハ今ミタイニ
 ダラダラ暇ダプートカ言ッテラレマセンヨ。アァ後、1週間後位ニ提督ト共同
 デAsteroid採掘作戦ヲ予定シテオリマス。提督ノ採掘シタ鉱石ヲVallen
 様ガ片ッ端カラ回収シナケレバナラナイノデ、首ヲ洗ッテ待ッテイロ」
「何で最後に挑発的やねんなオマイは。はいはいようそろようそろ、こっちも
 そういうアクチブかつ金のにほひがする作業がやりたかった訳だったし、
 回収専門として役立てれば収入も超新星爆発、やるときゃやるっちゃが」

「ア、マタ通信ガ入リマシタ、読ミ上ゲマス。
 私コトDKSNハコノ度、Asrios-Systemニテ事務所ヲ構エ旗揚ゲシタ」
「んー何々、、新会社名はTramp Steamers?不定期貨物船団って何か
 提督の一箇所に留まるのが嫌な性格を現す社名さねぇ。まぁD9GLには
 南部で成長したら戻る予定とか言ってるらしいし、あちきもFreighterとか
 乗れるようになったら一緒に凱旋でBGMは威風堂々明日はホームランね」

「アト40分程デAsriosニ到着シマス。暫クハ何モ作戦予定ヲシテイナイトノ
 事ナノデSkillヲジックリTrainシテオリマショウ」



一週間後に何故共同作戦で採掘が出来るのか?
それは私が新たなアビオニクス、いや新たなデスクトップマシンを購入した事
でEVEの複数同時起動が可能になるからなのである。
今使用しているマシンで2個のEVE起動を実験した所、5分後にマシンが
大爆発して轟沈した。次のマシンはデュアルコアHTなので理論上はEVEを
4発同時に起動出来るが、まぁアカウントは2個なので安定して動けるなら
それで良いのであった。頼んだぞ、PentiumD3.2Ghz&GeForce4-7600よ。
今、目の前に先に届いてしまった液晶ディスプレイがドカリと鎮座しているので
それを見つめて悶々としている私DKSNなのであった。



続く





新恒星日誌 04


Act1

「提督、UmemisaisenにLooterHunt用のBCをおきっぱなしちまいやしたから
 普段掘りをする時にあっしら、どうしやしょうかね」
「そ、そうだな、、(忘れてた)とりあえずKakakelaでOMENを買って普通掘り用
 の装備整えて暫くは我慢しようじゃないか。Omenって死ぬほどカッコ悪いけど
 まぁ我慢して乗り込もう。金が貯まったらというか、折角だ、戦艦建造用鉱物
 を少し失敬してだな、もう一隻BC作ろうじゃないか、Amarrのアレ」
「提督自分でアレ駄目だこりゃとか言ってたじゃないすか、ってあぁ、買って来た
 BCのBPCがアレの奴しかありやせんでしたな、ま、口にカビが生えるくれぇに
 何度も言いやすが、三日で沈まないならあっしらは何でも構いやせんぜ」

って事でAmarrのBC、通称「銘菓ひよこ」の生産を開始。足りない鉱物資源
をマーケットにて力技で購入し材料と設計図を全部まとめてガラガラと工場の
材料穴に放り込んでボタンオン。ほんとにこんなので3時間後に完成するのか。
その間に色々資材やらの運搬、Module売買などをしていたらいつの間にか
寝入ってしまった。ホント最近、EVE中によく眠りこける。歳であるな。
「提督、ホラ、起きてくださいよ。さっきアレが完成しやしたぜ、見に行きやしょう」
「むー、、、あ、あー、行くか。作ってしまった物のこいつを使いこなすにはかなり
 装備を熟考せんとただの硬い棺桶になってしまうんだよな、ただ安易に装甲
 をベタベタと貼り付けるのもシールドでガビガビにしてしまうのも、もう飽きた。
 副長、なんかスペッシャルでビューテホーなバトリングプランは無いかね?」

副長は船体を眺めた。

「このデブひよこ、いかんせん脚が遅すぎまさぁ。それに‘ばとるくるぅざぁ‘って
 銘打ってるクセに戦艦の主砲をちっとも積めないなんてのはサギですな。
 ドイッチュランド級を見習えってんだこのベラボウってね。さーて、あ、じゃぁ
 提督、こうしやしょう。かなり実験的要素入って居りやすがね、内骨格部
 をもうエイヤって取っ払っちまいやしょうぜ、どうせハルにまで被弾し始めたら
 御終ぇでしょ?ハルのゲージ1個が冥土の旅の一里塚って言いやしてね、
 これ積んじゃいやしょう、Nanofiber-Internal-Structureってこのなんだか
 スカスカの箱。いやこれ積むんじゃねぇや、こういう感じに内骨格部を軽量
 化しやすよ。これで速度を狂った様に上げちめぇば敵さんとの戦闘距離を
 あっしらの自由に調整出来るって寸法でさぁな。当然アフターバーナーも
 積んじまいやすよ、出前と出世は早いほうが良いって位ね、敵の戦闘艇
 がもう霞んで見えちまう位に突き放してやりやしょうぜ。
 そうすりゃ砲戦距離の管理が楽って事と、なによりあれですぜ、砲戦距離
 に応じて何種類もクリスタルやら砲台やら分けて単艦で無理を承知で訳の
 解らねぇ戦闘管理する必要も無ぇでやすよ、まぁ最悪の防衛用に小型の
 Turretを2基は積んで置きやしょうぜ、クリスタルも超至近距離一撃必殺
 のUltraViolet、これで突っ込んでくるフリゲートなんざドローンとミサイルの
 トリプルパンチで一発入魂地獄行きって話でさぁな。
 残り4つの砲台、適当に見繕っておくんなせぇ、この速力ならかなりのの砲戦
 距離を保って斬った張ったを演じるのは朝飯前ですぜ」

「副長ホントよく喋ったな、ほら水飲め。全て了解だ、そのなんとかStructure、
 思い切って行こうじゃないか、1個や2個なんてセコい真似をした所で大して
 違いは体感出来ないと思うからな、5個積んでしまおう。5個あれば私のSkill
 で微々たる効果も含めて120m/secの速力アップだ。それで合計300m/sec
 になる、と。で?あぁアフターバーナー起動をした状態でMAXは568m/sec、
 なんだ十分じゃないか。軽くなったお陰で同時に旋回性能も75%アップして
 いるから戦闘中の回頭とか突然ワープしたくなったときとか便利だろう。
 この速度ならば、多分ド素人のシャトルと張るな。あと1個のスロットは、と。
 何もケア出来なかったら多分轟沈するからアーマーリペア積んでおこう。
 MedスロットはAmarrなんでもう諦めてる。Largeのシールド増加でも積んで
 気休め、、ってシールド5000超えたか、十分だな。これと装甲防御の合計
 で9000は行くか、十分十分。さてHiスロットにはこれだ、HeavyBeamLaser。
 砲戦距離を自由自在に出来るからコレ積んじゃおう。クリスタルはなんか
 うすオレンジぽいアレ、名前忘れた。それ積んではいオシマイって所かな?」

「提督、これならギリギリでやすがね、48km位からも敵にカスル事が出来やすぜ、
 まぁ有効射程を考えて30kmの距離を保ってりゃ普通にドンパチ出来るかと
 思いやすな、30kmなら敵の小型ミサイルも当たりゃぁしやせん。え?何故って
 敵さんが撃った場所から30km飛んだ時点の位置にあっしらが居るわけ無い
 でやしょ?その間10秒だったらさらに10秒分遠方に飛ばさないとあっしらには
 当たらないって計算ですぜ。豆鉄砲しか持って無いクルーザーなんかにも
 一方的にバカスカ弾打ち込めるでしょうよ、怖いのはWebFilterと、やっぱり
 大型ミサイルですなぁ」

「まぁ十分だな、高速重巡洋艦としてはこれで良いさ。じゃぁ副長、早速だが
 これで検証だ。とりあえずLv3Missionでも行ってこようじゃないか」


Act2

副長に二の句を告げさせずに私はCardari海軍のAgentからLV3Missionを
請け負った。作戦名:AngelExtra-Vaganza
6層式の戦場を移動して敵艦隊をコテンパンにしてこい、らしい。どーやら最後
の6層目に入るには敵さん、Angel-CartelのPalladium-Tagって物が必要と
調べたのでどこかで手に入るのだろうか。まぁとりあえず出撃だ。
Litiuraの辺境にてアクセラレーションゲートを確認。最後の各チェックを行い
ゲートをアクティブに遠隔起動。戦闘開始。

ワープ空間のお陰で艦がガタガタと揺れる中、副長が声を掛ける。
「提督、いきなり突っ込むのはやばいですぜ、ドローン展開させたらまず真後ろ
 にすっ飛びやしょう、そうすりゃ敵はこっちを追いかける形になりやすから敵の
 ミサイルは当たらないわこっちは距離を保ちやすいわで気楽にいけますぜ。
 砲戦距離の実地検証と行きやしょう」
「了解だ、こっちも実際にこのスカスカの軍艦で立ち回りするのは正直怖いと
 思ってるが、一度どれ位撃たれ強いか見ておかないといけんしな、まぁまず
 最初の艦隊は副長の言う通り、逃げ撃ちと行こう」

「ワープアウトまであと15秒」
「総員戦闘配置、Droneβ中隊射出準備。今回ばかりはやばかったら逃走
 する準備があるからな、ありったけ実験射撃をしてくれ」
ワープアウトと同時に視界に10隻以上の敵艦船が飛び込んできた。とはいえ
3隻程のグループに分かれ別々に行動している。少しずつ彼の部隊を撃沈
していけば良いのは助かる。我々は手近な部隊全てをターゲットロックして
戦闘を開始した。我々のまず撃沈すべき目標はやはりフリゲート艦である。
30kmからミドルレーザーとミサイルを撃ちつつDroneを突っ込ませ、それに対し
他の艦が反応して突っ込んでくると同時にミドルレーザーの照準を移行。
フリゲートが距離を狭めてくるので今度は近距離対空砲台が火を噴く。
フリゲート隊まず撃破。良い感じだ。当然この戦闘中は最悪でも20km以上
の距離を空けて砲撃している。幸いにして敵クルーザーは脚が遅く、またその
遠距離攻撃手段であるミサイルも我々の未来位置には全く届かなかった。

さしたる被害も受けず、まず1個戦隊を全滅せしめた。
「提督、さすが骨組みをスカスカにした甲斐がありやしたな、防御に囚われて
 ばかりいやしたが、こっちの方が身軽かつ自由に戦えまさぁな」
「まーまだ第一層目の最初の敵だ、他の戦隊にも喧嘩を売って、全部撃沈
 してから色々考る事にする。次の標的に接近、撃破せよ」

砲戦距離に慣れると25km程度の方が私の体質的に楽になってきた。
当然敵さんのミサイルは食らうが、腐ってもシールドは5000を超えている。
どんな敵にも同じ攻撃方法をとるという訳じゃぁない、接近戦も実践して、
急制動急旋回の性能も色々見ているのだった。この辺もなかなか良好な
戦闘機動性能を見せてくれている。少々近づきすぎて火を噴き始めたが
通産撃沈回数と今回の実験を長く行いたいのでとっととStationに帰還し
修理を済ませて再度戦場にて暴れまわった。

4層目をクリアし、どれだけの艦船を撃沈しただろうか、もう忘れた。
5層目にワープイン、条件が揃っていないので6層目に到達する事は無理
であるが、この5層目の空間を制圧すれば一応、作戦目標達成なのだ。
「提督、、この数はやばいですぜ、、」
「なんだこの隻数はおい、まぁ焦っても仕方ないから180度回頭!Drone
 を出撃させつつ同じように戦闘機動開始。追いすがる奴から順に撃沈
 していこう。この戦い方は恐ろしく時間がかかるが、まぁ慣れだな」
「急がば回れ、最後に勝てば良いんじゃねぇかと思いやすぜ」

ここも戦隊規模での戦闘なので反復練習のつもりで戦った。ただし、戦隊
同士の距離が幾らかのポイントで縮まっている場合があって、そんな方向に
回避機動を取った場合は周辺から一斉にAggroをされるのだろう、その辺
注意していなければならなかったので少々神経をすり減らした。
そして、最後の1隻、ゴキブリクルーザーを轟沈せしめた我々は無事Station
に帰還、達成報告を終えた。
作戦の基本報酬にタイムボーナス、そして敵の撃破報酬、戦利品売却に
よる利益を合計して200万Isk以上は行っただろうか。なかなかなものだ。


Act3

「提督、提督のお知り合いって人が船乗りのライセンスを取得して宇宙に
 飛び出したそうでやすな、どんなオ、いやお人なんでさぁ?」
「まぁどんな人も何も船乗りのSkillが殆ど無いからな、何をとち狂ったか
 知らんが砲撃基本Skill(Gunnery)だけは最強状態らしい。今頃多分
 ChavenSystem内で色々Skillを買ってる頃だろう。さっきその辺の支度
 を整える金子を200万ばかり送っておいたのだ」
「200万ねぇ、、、って、提督、作戦の儲け、全部奴さんにくれちまったって
 事ですかい。まったくどこの馬の骨の骨髄ともしらねぇ人にそんな大金を」
「いや、知らないっていうか第二アカウントな女性だ、まぁ覚えておいてくれ」
「ああ、そういう事でやすか、じゃぁ後々そのお人もあっしらと一緒に一働き
 してもらうって事ですな、こりゃどうも・・・・」



その頃、ChavenのとあるStation
「ライセンスは取った、提督から送金もして貰った、Skillも一応当座をしのぐ
 物は全部手に入れた。勢い余って乗れもしないIDSを、しかも間違って
 2隻も買ってしまったさ、、一体誰に似たんだか。。暫くは宇宙に出ても
 何も意味は無さそうだし、Stationの中でノンビリSkill勉強とでも洒落込む
 事にするさ」
「Vallenサマ、間違ッテIDSヲ買ウノハ、マァ置イトイテ、Iteron-IIヲ間違イ
 デ買ッテイルノハドウイウ事ナンデショウカ」
「ボタン連打して買ってたらGallenteの奴だった、って事さ。じゃぁ上手く言い
 逃れって事でさ、序盤はAmarrIDSに乗って、乗りながらIteron-Vの為に
 Skillを学ぼうって考えればホラ、我、大義と共にアリって感じ?」
「ドッチニシロIteron-IIハ、ゴミニナルンデスネ」
「ま、まぁ、、そうとも言うさ、最近の若者の言葉ではな。って、オマエが喋ると
こっちが色々深い意味で疲れるのさ、ちょっと黙ってて」
「ハイ、畏マッテ候ニテ御座候。命令アルマデ沈黙ニテ候」
「アンタ、今わざと漢字とカタカナが連鎖するように喋ったね、、」



・・・・というワケでもう1個アカウント作ってしまった。
またAmarrianで名はVallenstain。
ヴァレンシュタインって打ち込んでWとV間違った。(当てずっぽうで打った)
暫くは基本Skillを学ばせ、まず最初はIDSを操船できるようにする事だ。
運び係りっての、やはり欲しくなったのである。
DKSNとVallenstain2人で同時に戦場に送り出す気は全く無い。






続く





新恒星日誌 03


Act1

我々は重巡洋艦にてアステロイドで採掘な日々を続けている。
スコーピオン級戦艦建造に着手するまで、あともう少しなのだ。
「副長、しかしこのSystem(Kakakela)だと、当たり前なんだがVeldsperとか
 Scorditeなど、安い原石しか掘れぬものだな」

「そりゃぁここはSL10になっとりやすからな、でも昔はアレでしたな、SL10でも
 PyroxeasやらPlagioclaceなんてぇ物も掘れたりしたもんですな。SL06位
 に顔出しゃぁその辺の石をほじくり返せるみたいですぜ。掘ってる最中はマァ
 問題無いでしょうが、いざ運ぶ段になった時のIDSには、乗りたく無ぇですな」
「だよなー、行きは良い良い帰りは怖いって寸法で、私だって嫌だな。。。。
 なぁ副長、この船がなんか凄い黒くて硬くて大きくてまぁ素敵!なんだが、
 こりゃなんだ?Amarrにこんなのもあったのか」

私が指し示したのは、TransportShipというIDSの派生TechII輸送船である。
「あー、Lowsecの辺境を力技で輸送しようってKhanid Inovationsの奴らが
 設計した偉い硬いIDSですぜ、IDSのSkillをもっと学んでおきゃぁ下手な重巡
 より硬くなるって寸法でさぁ、海賊のFGなんか屁でもねぇでしょうや」

Infoの説明を見る前にカチリとBUYボタンを押して念を入れる窓のボタンすら
押して購入。乗船可能になる為のSkillはIndustrialがLv5か、、遠いな。



買った船は以下の通り
-------------------------------------------------------
IMPEL

Hull: Bestower Class
Role: Transport
Developer: Khanid Inovations

Deep space transports are designed with the depths of
lawless space in mind. Possessing defensive capabilities far
in excess of standard industrial ships, they provide great
protection for whatever cargo is being transported in their
massive holds. They are, however, some of the slowest
ships to be found floating through space.

Amarr Industrial Skill Bonus: +5% cargo +5% velocity, 15%
shield and armor explosive, 10% shield and armor kinetic
resistances

Transport Ships Skill Bonus: -5% armor repairer duration,
+5% armor repairer repair amount
-------------------------------------------------------
LowSlotを7基構えている上にCPUとPowerGridの規模からMicroWarpDrve
の運用も出来るところが非常に頼もしい船である。
Skillレベル毎の属性防御力も非常に魅力的だなこりゃ。



私のIDSのSkillは実はまだ3だ。で、TransportShipのSkillを買ってぶっ倒れて
破産。船と本だけで70Mil-Iskってどういう事だ、しかも輸送船なんだぞコイツ。
まぁゴタクを並べてはいるが別段後悔をしているという訳では全然、無い。
TransportShipのSkill自体はすぐ学ぶ事が可能なので速攻で規定値に上げ
あとはノッタリとIDSのSkillを5にすれば良いだけだ。今後2ヶ月以内には乗船
する事が出来るのだろう、この辺の時間の流れに耐えられなければ、そもそも
EVEをやる体質では無いのだと思う。

しかもまず私は、先にMiningBargeに乗船する必要があるのでそっちが先だ。
MiningBargeのRetriever級に必要なSkillはBargeShipがLv3、で、面倒な
AstrogeologyがLv4。これが合計で4日もあればRetriever乗船許可が。
それで暴力掘りをして、暫くは今乗ってるIDSのSigilでちっこい輸送をしてれば
気が付けばTransportShipって事になろう。

しかし忙しい、この辺が片付いたらまた勉強計画本流のDroneとMissike系統
の勉強に戻らないといけんのだ。ScoutDroneを一刻も早くAddvancedの奴
に配備転換をしてサブの攻撃力もそうだが、何よりバージシップが安全確実に
危なっかしい宙域にて採掘が可能にならねばならん。

「提督、やる事一杯合って上等じゃぁねぇですかい、あと一つ大事な事忘れて
 居りやすぜ、BargeShip用のMiningLaserのSkillもあんじょう頼んますよ、
 あれを忘れちゃ何にも始まりませんぜ。しかし二ヵ月後にゃ随分と強力な採掘
 能力に運搬能力を持ちやすな、年中財布がスッカラカンの状態とやっとオサラバ
 出来るかと思うとあっしと仲間達も感無量でさぁ」
「いや破産しそうなることはしょっちゅうだが事実上の空っぽはまだ無いぞコラ、
 とは言ってもまともに何も買えない程度の小銭には変わりなかったな、いやしかし
 これでガンガン採掘出来ればだ、あわよくば全員にボーナスとか考えている」


Act2

で、Scordite以上の価値の鉱石をやっぱり掘りたい、でも遠くまで行くのは面倒
って事で本拠点のLitiuraの隣、Uemisaisen(SL06)にも掘り基地を設置した。
設置と言ってもIDSとBCを置いただけであるがな。
そこでポコポコと久々にパイロゼアスやらプラジオクレースやらをカリカリ引っかいて
これなら手に入らない鉱石に対しての投資金額も減るなウヒヒと思っていたある日。。

「提督、たった今WarpOutしてきたあの船、何やら挙動不審ですぜ」
「げ、PKのIteron-Vか。まぁ社会の屑なあいつらも普段はああやって寝掘りとか
 しないと生活もままならんって事だろう、PKも人の子であるな」
「いや、ちっと挙動不審ですな、ホラ、こっち接近して来やす、、、提督、奴さん
 あっしのカンだと鉱石泥棒ですぜ。一応警告行動を取りやしょう」
我々の重巡洋艦(採掘仕様)「長門(二代目だよ)」はPKのIDSに対して一応
紳士的に警告を行った。ターゲットをする事でこっちにくるな、という合図を送る。
「無駄なようですな、PKの野郎、今頃コクピットでピザ食いながら笑ってますぜ」
「ち、、、成す術は無いのか」
「今の所はありやせんな、、装備が必要でさぁな」

PKのIteron-Vは我々のカーゴから鉱石を50kほど奪い取ると亜空間Local-CH
にて「Muhahaha」と人の精神を逆なでする笑いを残し、WorpOutした。
「あー畜生!」
「提督、あの馬鹿、叩っ殺しちまいやしょう、D9GLのViviv船長がこっちに来るって
 言ってやすぜ、間に合えば二隻で潰せるかも知れやせん。あのPK、Localで
 また後でとか言い残しやがってからに、来やすよ、きっと」

■ORE泥棒
SPLIFFKE(賞金57万Isk)

社長からCorpStandingをマイナスにしておけとの達しがあったので脊椎反射で
-10.00にしたら、そうすると会社全体でマイナスになるので-5.00位にしておく
事にした。どっちにせよ、将来的に潰す。

Stationに戻り、その場にあった適当に装備品をまとめて設置、くそ、これじゃぁ
まだあいつに決定的なDmg、いや空間に留める事が出来ない。
とりあえず次は実力を伴った警告を行うという事で、その次に装備を購入して
本格的に抑止してみるしかない。
「提督、昔BlackBirdに乗ってた頃に使ってた、他人の船のWarpやら速力やら
 を叩き壊すアレ、ちゃんと使い方覚えてるでやしょうな?」
「案ずるな、大事なのは使うタイミングだな、泥棒が箱を開けてもその時はまだ
 犯罪が成立しない。鉱石を自分のカーゴに移動させた瞬間、犯罪は成立
 する、その瞬間を逃さないようにするさ」
「この船に今積んでるMissileなら、奴さんのシールドを全部吹っ飛ばす位の
 火力は持っておりやす、それでビビって二度と来ねぇなら問題無ぇんでやすが」

私はなるべく人を信頼するが、信頼を裏切った奴には二度と譲歩しない。
再び同じアステロイド、まだカーゴは残っている。そこに戻り、あれからまだまだ
採掘をしていたという風に見せかけつつ適当に採掘を開始。
Localで彼のPKを逐一マーク。。。レーダーに感、あり。
「11時上空20kmに熱源のWarpOutを確認、さっきのPKが来やしたぜ、PKの
 野郎、さっきと同じコースを取ってこっちに向かってやす。CIC、PKのIteron-V
 にターゲット。提督、タイミング逃さないでおくんなましよ」
「ぬかりはせん」

数分後、その瞬間が来た。
PKのIteronは完全に速力を殺し、空間に停止してからカーゴを開けて鉱石を
奪う。移動しながらではWarpに入るまでの時間のロスがあるという事を当然、
知っているようだ。鉱石を取って奴がWarpするまでの僅か2秒程しかチャンスは
無い、、、Missile発射!
ほぼゼロ距離射撃のMissileがIteronの土手っ腹に激突、シールドを吹き飛ばす。
がしかし、案の定それ以上の損害を与える事これ叶わず、WarpOutされた。

「ちっ、、、 やっぱScrambleが無いとどうにもだめだな、、」
「まぁこの状況と装備じゃ今のMissileが精一杯ってとこでやしょう、一旦帰還して
 完全に装備を整えたほうがよろしやす」
「了解だ、Marketでその辺の装備を買っておいてくれ、すぐさま準備を整える」
こういう時の為、という訳ではないがTrade系Skillを鍛えたお陰で私は宇宙空間
でも売買注文を出せるようになっている。ワープする前に全ての装備を買い注文
してStationにて装備。今度は負けんぞ!いや、まだ負けてないってば。

3度目の正直、今度はクローキングデバイスを使うViviv船長のOps、そして本気
PvP装備の私のBCで完全にワープを潰す作戦を行う。
また同じ座標にて採掘を開始。準備に時間がかかった為、他の船乗りが採掘を
行っている。これだと私に泥棒が来る確率が減るが、本来の目的は採掘である。
私に被害が無ければまぁそれで良いのである。

このUemisaisenではPKのIDSを見たら泥棒、いやIDSを見たら泥棒と思わないと
どうにもやっていけなさそうである。私が元々居たAmarr領Tash-Murkonがいかに
平和だったか。実際、EVEで宇宙に出て今まで泥棒にあったのが今回を含めて、
まだ二回目だ。一回目もTash以外のどこかでやられた。
我々の作戦行動を亜空間IRCで逐一見ている社長が一言。

「森永フリュイ・ブラッドオレンジチョコレート うますぎ」


Act3

作戦中に目標のPKはLogoutしてしまい我々を失望させたがしかし、しばらくして
再度Loginして来た。と、その時別のPKのIteron-Vが私と、別の採掘を行っている
Apocの間にWarpOutして来た。すかさずTarget。PKは少々考える間をおいて
再び他のアステロイドに向かった。あくまでも自分で掘る気が無さそうである。
偽装採掘行動を行いながらカーゴに鉱石を満載し、これなら回収してしまって
ウマーだなーと思っていたその時。

「提督、Kestrel級FGなんかがWarpして来やしたな、、あんなので採掘なんか
 馬鹿な話ですぜ、一応警戒しといておくんなせぇ」
「一般人のようだな、こちらに接近しない限りターゲットは控えておけ、、、って、
 あああああ!あの馬鹿!」
この馬鹿、我々の、鉱石を満載したカーゴをミサイルで吹き飛ばした。

「WarpScrumble、WarpDirupter、StasisWebfilter起動!全砲門を馬鹿に
 向けてMissie発射!今日の二時間の無駄な採掘作業の全ての怒りという
 怒りをあのフリゲートにぶつけるのだ」
「アイサー、攻撃開始。Viviv船長も攻撃を開始してやすが、火噴いてやす」
Viviv船長の船は偵察任務専門なので戦闘には向いていない。
轟沈寸前になり、たまらずWarp。どうやら私一人のWarp妨害で十分奴の船
を空間に固定できるようなので問題は無かった。

2分後、そのKestrelは我々のMissileにて轟沈。脱出ポッドをも破壊して
宇宙空間に氷結死体を晒し上げてやりたかったが逃げられてしまった。
「提督、まぁこれで良しよしましょうや、嫌がらせか何か知りやせんが、奴さん
 これに懲りて二度とあっしらの船にちょっかいは出して来ねぇでしょうよ」
「副長は甘いなぁ、、あれはもしかしたら誰かのサブキャラかも知れないぞ、
 作りたての、宇宙に出たての船乗りだって最初の日にKestrelに乗る事位
 造作も無い話だ。今回の様なことがこれで終わるとは私は思えないな」


Concord警備保障から届いた撃沈記録

---------------------------------------------------
Victim: Bensontw
Alliance: None
Corp: School of Applied Knowledge
Destroyed: Kestrel
System: Uemisaisen
Security: 0.6


Involved parties:

Name: DKSN (laid the final blow)
Security: 0.6
Alliance: None
Corp: Division 9 Golden Leaves
Ship: Ferox
Weapon: Havoc Heavy Missile

Name: ViViV
Security: 3.0
Alliance: None
Corp: Division 9 Golden Leaves
Ship: Cheetah
Weapon: Fleeting Propulsion Inhibitor I


Destroyed items:

ECCM - Gravimetric I (Cargo)
125mm Railgun I (Cargo)
Small Armor Repairer I (Cargo)
Small Energy Transfer Array I (Cargo)
Standard Missile Launcher I
Fleeting Warp Scrambler I
Flameburst Light Missile, Qty: 28
Bloodclaw Light Missile, Qty: 29
---------------------------------------------------


「副長、考えがある」
「なんでがしょ」
「ここは堀場というか、泥棒を狩る場所にしようかと思う」
「釣堀って奴ですかい、ええと思いますぜ、これからもボチボチと泥棒に拳固
 入れていけばそのうちあっしらを見つけただけで近寄りもしなくなりまさぁな」
「しかし副長、合法的な破壊というものは気持ちの良いものだな」
「何の罪悪感もありやぁしやせんからな。撃破する相手がPKだからまぁ、問題
 は無ぇんですけどね、これ一般の船乗りにやろうってぇなら、あっしらは立派な
 FlagPKになっちまいやすぜ、そこの所、よく見極めて行動して下せぇよ」
「難しいところであるが、基本的にPKのIDSだけマークしていれば良いことさ」

採掘を装って、といってもMinner-IIを3基使用するので立派な採掘であるが、
それであくまでも掘りをしている風にみせかけ、HeavyMissileを2基、相手の
エネルギーを吸収する通称NOSを二基。MedSlotにはWarp破壊装備二発。
これで一隻で相手のWarpStrengthに-3の修正を強いる事が出来る。
そしてStasisWebFilterのレアを使用し、これも相手の船のエンジン出力を
85%カット。私の船はExpandCargoHoldをフルに積んでいるのであるが、
これだけ相手を遅くしてしまえばどう考えても逃げられる事はありえない。

「これで万全でやすな、ただ毎日毎日ここに出っ張って監視ばっかりしてても
 あっしら、おまんまの食い上げでやすからね、たまーに暇つぶし程度に出撃
 って事にしやしょうぜ、ホラ、馬鹿高ぇ糞船、あれ買っちまいやしたでしょ?
 提督だって財布の中身がスッテンテンっての、忘れないで下せぇよ」
「糞船って、TransportShipはそのうち非常に有効に活用するのだ、先行投資
 と言って貰わなければ私も立つ瀬が無い。しかしこの船、なんだかあれだ、
 はるかな昔、地球でUボートを狩っていたハンターシップぽくて、良いな」






続く


プロフィール
HN:
DKSN
性別:
男性
自己紹介:
現在個人Corpで隠居中
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