宇宙での 生活その他を 適当に
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恒星日誌 その5
#警報警報・前方120kmに武装艦船を確認#コンピュータの電子音声が艦内に響く。
この辺りはしょっちゅうこの警報だ。
「提督、前方にシャサンの宇宙海賊戦闘艇2隻を確認、こっちに向かって物凄い勢いで
突っ走って来やす、どうしやす?」
「副長、ミサイル戦闘用意。1番~3番砲台照準開始」
私の愛機「黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)号」には強力なミサイルポッドを贅沢に三基ドカリと
搭載してある。これの一斉射撃にて宇宙に巣食う極悪非道なスペースドキュン共をチリに
してやるのだ。私の射撃合図により1機のShasansMinionに向けて三発の対宙ミサイルが
敵機に向かって飛んでゆく。三発のうち二発はEMPミサイルだ、敵のシールドを一気に引き
剥がして三発目の爆裂弾により大ダメージを与えてやる。
案の定二発のミサイルで計100ダメージを受け、シールドをシールドを失いもんどりうった
敵機に三発目のミサイルが炸裂。
「敵1隻を轟沈、2隻目の照準完了、提督、どうしやす?」
「どうするも何もミサイル連続射撃開始」
今回は長時間宇宙空間に滞在して戦闘を行う為にペイロードには80発の予備ミサイルを
仕込んである。1発750Iskなんでかなり高い買い物だぞ。続く2隻目も同じようにすっ転んで
爆死させ、アイテム回収にいそしむ。良い感じにアイテムが手に入りとりあえず赤字は免れそうだ。
「提督、左舷前方50kmに誰かさんの忘れていったドローンが浮いてやす」
「ドローンに接近、頂いておけ」
ドローンは主人のコントロールを外れると停止してしまい、ゲットする事ができる。
「回収を。。いや、ちょっと待て、副長、ドローンにロックオン」
「提督、そいつは悪い冗談ですぜ」
「大丈夫、誰の物でも無いなら壊しても怒られない、ドローンがミサイルで破壊できるかどうか
テストしたいのだ、ミサイル発射」この1発が、後に全銀河を巻き込む大戦争への引き金となる
ドローンにミサイルが当たったか外れたかどうか確認する前に、ミサイル発射の直後、周辺に
数隻からなる艦隊がワープアウト。
「こちらコンコルド警備保障アステロイド警戒艦隊。DKSN提督に告ぐ、貴艦は善良な宇宙
平民の置いていった無抵抗なドローンに攻撃をしている。速やかに停船し我々の指示に従う事。
抵抗する場合は撃沈する、抵抗しなくて撃沈する」
たかだかドローン1機に5隻からなる宇宙警察の艦隊がやってくるとは、奴ら相当ヒマをもてあまして
るのだろうか。まぁとにかく私は犯罪行為を犯してしまったのだ。
「ほら提督言わんこっちゃない、あっしは死にたくないですぜ」
「副長、漢なら振り向いちゃいけないよな?ミサイル射撃準備」
「提督、言ってる意味が全然わかりやせん」
宇宙英雄なら誰しも1度は経験したであろう、宇宙警察との壮絶なバトル。これは神が私に与え
賜うた試練なのだ、つまり私は全銀河の宇宙戦士の中から選ばれたと断定して良いだろう。
そう、今私は英雄になる資格を得たのだ。
「提督、今度はどこの電波を受信してるんです?」
「うるさいなぁ、良いトコなんだよ」
「戦闘開始、俺とオマエは星になりつつ英雄の階段を登るのだ」
「提督、人間の解る言葉で喋ってください」
「一緒にクローンで生き返った後で新聞を読んで自分が死んだ事を確認しましょうと言ってるんだ、
パトカー1機にロックオンの後発射」
「へいへい。。履歴書に傷が付くのは金輪際勘弁して欲しいですぜ、提督」
話のわかる副長の指示で3発のミサイルが宇宙パトカーに命中する。
だがしかしさすがは宇宙警察、あと6発ほど打ち込まないと撃沈出来そうに無い。
と敵に感心している場合ではないな。
「副長追いすがる他の宇宙刑事にもロックオンしておけ」
「提督、そんな余裕無いかもしれやせん、この艦は警察のワープスクランブラーの圏内に入りやした。
ワープで振り切れませんぜ」
ワープスクランブラー、290世紀のハイパージャンプをEMPで妨げる事により、相手の逃亡手段を奪い
とる電子戦闘機器である。ワープスクランブルキャンセラーを装着していない私の宇宙船はこれでも
逃げられない。いや逃げない。ぶっ殺す!とか色々やってるうちに宇宙刑事の船4隻を藻屑にしてやった。
あと1隻。
「提督、言いにくいんすけどね」
「副長、私とオマエの仲だ、隠し事はするな」
「ミサイルがもうありません」
オーマイブッダ、嗚呼何と言う事か。
あとミサイルが4発、いや3発で良い、3発あれば最後に残った宇宙警部の乗った旗艦を
チリに出来る物を。。。。
「副長、仕方ない。降伏すると打電しろ」
「提督、今更白々しい事を言うなと怒られやした、覚悟決めやしょう」
「えぇぃ、仕方ない。総員、脱出カプセル内で待機」
「提督、こういう時提督っていう生き物は艦と運命を共にするらしいですぜ」
「バカな事を言ってないでカプセルに入っとけ」
みんなで仲良くカプセルに入り、次は勝つと全員でエイエイオーをしていたら、宇宙船は木っ端
みじんこに吹き飛んだ。その瞬間に意識が飛んで病院で眼を覚ます。
「提督、気が付きやしたね」
横には殺したはずの宇宙刑事共も並んでる。なんか物凄い怒り顔だが。。はて。。?
「はて?とか思ってるんじゃない、今度やったらクローン毎吹き飛ばすぞ」
「今のうちに言えるだけ喧嘩文句を並べてやがれ、今度は全滅にさせてやるからな」
とうとう警察と全面戦争を決意した株式会社JMS社長DKSN
個人の戦いは組織に責任が及ばないとは云え、いったいどうするのか。
そして、銀河英雄への道は一体何処にあるのか。
#警報警報・前方120kmに武装艦船を確認#コンピュータの電子音声が艦内に響く。
この辺りはしょっちゅうこの警報だ。
「提督、前方にシャサンの宇宙海賊戦闘艇2隻を確認、こっちに向かって物凄い勢いで
突っ走って来やす、どうしやす?」
「副長、ミサイル戦闘用意。1番~3番砲台照準開始」
私の愛機「黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)号」には強力なミサイルポッドを贅沢に三基ドカリと
搭載してある。これの一斉射撃にて宇宙に巣食う極悪非道なスペースドキュン共をチリに
してやるのだ。私の射撃合図により1機のShasansMinionに向けて三発の対宙ミサイルが
敵機に向かって飛んでゆく。三発のうち二発はEMPミサイルだ、敵のシールドを一気に引き
剥がして三発目の爆裂弾により大ダメージを与えてやる。
案の定二発のミサイルで計100ダメージを受け、シールドをシールドを失いもんどりうった
敵機に三発目のミサイルが炸裂。
「敵1隻を轟沈、2隻目の照準完了、提督、どうしやす?」
「どうするも何もミサイル連続射撃開始」
今回は長時間宇宙空間に滞在して戦闘を行う為にペイロードには80発の予備ミサイルを
仕込んである。1発750Iskなんでかなり高い買い物だぞ。続く2隻目も同じようにすっ転んで
爆死させ、アイテム回収にいそしむ。良い感じにアイテムが手に入りとりあえず赤字は免れそうだ。
「提督、左舷前方50kmに誰かさんの忘れていったドローンが浮いてやす」
「ドローンに接近、頂いておけ」
ドローンは主人のコントロールを外れると停止してしまい、ゲットする事ができる。
「回収を。。いや、ちょっと待て、副長、ドローンにロックオン」
「提督、そいつは悪い冗談ですぜ」
「大丈夫、誰の物でも無いなら壊しても怒られない、ドローンがミサイルで破壊できるかどうか
テストしたいのだ、ミサイル発射」この1発が、後に全銀河を巻き込む大戦争への引き金となる
ドローンにミサイルが当たったか外れたかどうか確認する前に、ミサイル発射の直後、周辺に
数隻からなる艦隊がワープアウト。
「こちらコンコルド警備保障アステロイド警戒艦隊。DKSN提督に告ぐ、貴艦は善良な宇宙
平民の置いていった無抵抗なドローンに攻撃をしている。速やかに停船し我々の指示に従う事。
抵抗する場合は撃沈する、抵抗しなくて撃沈する」
たかだかドローン1機に5隻からなる宇宙警察の艦隊がやってくるとは、奴ら相当ヒマをもてあまして
るのだろうか。まぁとにかく私は犯罪行為を犯してしまったのだ。
「ほら提督言わんこっちゃない、あっしは死にたくないですぜ」
「副長、漢なら振り向いちゃいけないよな?ミサイル射撃準備」
「提督、言ってる意味が全然わかりやせん」
宇宙英雄なら誰しも1度は経験したであろう、宇宙警察との壮絶なバトル。これは神が私に与え
賜うた試練なのだ、つまり私は全銀河の宇宙戦士の中から選ばれたと断定して良いだろう。
そう、今私は英雄になる資格を得たのだ。
「提督、今度はどこの電波を受信してるんです?」
「うるさいなぁ、良いトコなんだよ」
「戦闘開始、俺とオマエは星になりつつ英雄の階段を登るのだ」
「提督、人間の解る言葉で喋ってください」
「一緒にクローンで生き返った後で新聞を読んで自分が死んだ事を確認しましょうと言ってるんだ、
パトカー1機にロックオンの後発射」
「へいへい。。履歴書に傷が付くのは金輪際勘弁して欲しいですぜ、提督」
話のわかる副長の指示で3発のミサイルが宇宙パトカーに命中する。
だがしかしさすがは宇宙警察、あと6発ほど打ち込まないと撃沈出来そうに無い。
と敵に感心している場合ではないな。
「副長追いすがる他の宇宙刑事にもロックオンしておけ」
「提督、そんな余裕無いかもしれやせん、この艦は警察のワープスクランブラーの圏内に入りやした。
ワープで振り切れませんぜ」
ワープスクランブラー、290世紀のハイパージャンプをEMPで妨げる事により、相手の逃亡手段を奪い
とる電子戦闘機器である。ワープスクランブルキャンセラーを装着していない私の宇宙船はこれでも
逃げられない。いや逃げない。ぶっ殺す!とか色々やってるうちに宇宙刑事の船4隻を藻屑にしてやった。
あと1隻。
「提督、言いにくいんすけどね」
「副長、私とオマエの仲だ、隠し事はするな」
「ミサイルがもうありません」
オーマイブッダ、嗚呼何と言う事か。
あとミサイルが4発、いや3発で良い、3発あれば最後に残った宇宙警部の乗った旗艦を
チリに出来る物を。。。。
「副長、仕方ない。降伏すると打電しろ」
「提督、今更白々しい事を言うなと怒られやした、覚悟決めやしょう」
「えぇぃ、仕方ない。総員、脱出カプセル内で待機」
「提督、こういう時提督っていう生き物は艦と運命を共にするらしいですぜ」
「バカな事を言ってないでカプセルに入っとけ」
みんなで仲良くカプセルに入り、次は勝つと全員でエイエイオーをしていたら、宇宙船は木っ端
みじんこに吹き飛んだ。その瞬間に意識が飛んで病院で眼を覚ます。
「提督、気が付きやしたね」
横には殺したはずの宇宙刑事共も並んでる。なんか物凄い怒り顔だが。。はて。。?
「はて?とか思ってるんじゃない、今度やったらクローン毎吹き飛ばすぞ」
「今のうちに言えるだけ喧嘩文句を並べてやがれ、今度は全滅にさせてやるからな」
とうとう警察と全面戦争を決意した株式会社JMS社長DKSN
個人の戦いは組織に責任が及ばないとは云え、いったいどうするのか。
そして、銀河英雄への道は一体何処にあるのか。
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